【働き方】子育てと両立できない…病院から訪問看護へ|看護師ママの体験談

子育てと両立できない看護師ママが、病院から訪問看護へ働き方を変えた体験のアイキャッチ画像 看護師ママの働き方
相談ママ
相談ママ

病院で時短勤務をしているんですが、毎日バタバタで…。お迎えに間に合うか、子どもが熱を出したら休めるか、この先の夜勤や土日はどうしよう…。働き方を変えたいけど、収入やキャリアも気になって、迷っています。

はる
はる

気になることがたくさんあるよね。私も病院の時短正社員のころ、毎日ギリギリだったよ。今は訪問看護のパートで働いていて、お迎えも、子どもの急な熱のときも、ずいぶんラクになったの。

相談ママ
相談ママ

そうなんですね。でも、パートにすると収入が下がりませんか?

はる
はる

わが家の場合は、下がらなかったよ。私はね、自分が笑顔でいられるように、子どもとの時間を大切にしたくて、今の働き方を選んだの。

この記事では、看護師で小学生の姉妹のママである私が、病院の時短正社員と訪問看護のパートを両方経験して感じたことを、正直にまとめました。

働き方に正解はありません。でも、選べる道はひとつではありません。この記事が、自分にとって大事なものを見つめ直すきっかけになり、ママも子どもも、穏やかに過ごせる毎日につながりますように。

この記事でわかること
  • 病院の時短正社員と、訪問看護のパートをくらべた表(勤務・残業・土日・夜勤・急な休み・収入など)
  • 時短正社員をやめた理由
  • パートにして、収入はどう変わった?
  • 子どもが急に熱を出したとき
  • 知っておきたい、子育て中の制度(2025年の法改正)
  • 向いているのはどっち?チェックリスト

結論:私が笑顔でいられるように、子どもとの時間を大切にできる働き方を選んだ

  • 病院の時短正社員のころは、前残業・毎回の残業・土日出勤で、家も子どもも、私自身も余裕がなくなっていた
  • 訪問看護のパートにしてから、園のお迎えの時間に間に合い、子どもの急な熱のときも休めるように。子どもとの時間を大切にできて、私も笑顔でいられる
  • 収入は、変わらないか、むしろ少し増えた(わが家の場合)
  • 働き方を選ぶときに大事なのは、何のために働くのか、だれと過ごす時間を大事にしたいのか

病院の時短正社員と、訪問看護のパートをくらべてみた

子どもたちがまだ小さく、2人とも未就学だったころ、私は病院で時短正社員として働いていました。そのあと、訪問看護のパートに変わりました。

くらべたこと病院の時短正社員訪問看護のパート
勤務週3日、1日8時間週4日、1日5時間(今は6時間)
残業始業前に1時間ほどの前残業。終わりも毎回残業ほぼなし
土日土日の出勤あり土日休み
夜勤・オンコール夜勤もやる予定だった(契約上必要。始まる前に転職)夜勤なし・オンコールなし
子どもの預け先院内の託児所(19時ごろまで)・病児保育子どもが園にいる間だけ働く
お迎え・習い事下の子は院内の託児所に預け、仕事が終わってから迎えに行く園のお迎えの時間に間に合う。夕方の習い事も、子どもの「やりたい」に合わせられる
子どもの急な病気基本、休めない基本、休める
職場の雰囲気人間関係でつらいこともママさんが多く、休みやすい
通勤時間30〜40分10分以内
収入―変わらないか、1〜2割アップ(わが家の場合)

病院時代は、院内に託児所と病児保育があったのが、本当に助かっていました。
でも、時短といっても、前残業と毎回の残業で、実際に働いている時間は長くなりがちでした。

訪問看護のパートも、実は最初の契約は週5日・オンコールあり・土日勤務ありでした。
でも、働きはじめてみると、子どもたちの様子や家族の協力が思っていたのとちがっていて、相談したところ、週4日・オンコールなし・土日休みに変えてもらえました。

相談ママ
相談ママ

訪問看護はオンコールがあるのが不安で…。

はる
はる

ステーションによっては、相談すればオンコールなしで働けることもあるよ。わが家も、最初の契約から変えてもらえたの。入る前に、オンコールや土日のことは必ず確認してね。

時短正社員をやめた理由

時短正社員をやめたのは、ひとつの理由ではありませんでした。

やめた理由
  • 育休明けに、それまでとまったくちがう分野の部署へ異動。ブランクもあって、仕事に慣れるまで時間がかかった
  • 職場の人間関係で、つらいこともあった
  • 夫と家事の分担がうまくいかず、家が回らなくなった
  • 子どもたちの寝る時間が遅くなり、体調をくずすことが増えた。長女の気持ちが不安定になっているようにも感じた
  • 家庭の事情で、私の負担がさらに増えそうだった
  • 下の子が一定の年齢になったら、時短の契約が終わり、フルタイムの正社員になる決まりだった

「このままでは、いつまでも続けられない」と思いました。
フルタイムで働く未来が想像できず、続ける理由が見つからなかったのです。

パートにして、収入はどう変わった?

相談ママ
相談ママ

やっぱり、パートにすると収入は下がりますよね…?

はる
はる

私もそう思ってたの。でも、週3日8時間+残業代の時短正社員より、週4日5時間の訪問看護パートのほうが、収入は変わらないか、1〜2割アップしたよ。今は週4日6時間にして、当時より3割くらいアップしてる。

収入は、職場や地域、時給、ボーナスの有無などで大きく変わります。わが家の場合として、参考にしてくださいね。

「パート=収入が下がる」と決めつけずに、時給や働く時間で計算してみると、思っていたのとちがう結果になることもあります。

子どもが急に熱を出したとき

いちばん大きくちがったのは、子どもが急に熱を出したときです。

病院の時短正社員訪問看護のパート
休めた?基本、休めない基本、休めている
どうしていた?病児保育に預ける。でも、お弁当の準備や、病院の小児科の先生の診察が必要で、始業に間に合わないことも熱が出た直後や、コロナ・インフルなどで学校や園を休む期間は、休ませてもらえる。症状が落ち着いたら、実家の母に頼むことも

病児保育があっても、朝の準備と診察で、仕事の前にもうへとへとでした。
今の職場はママさんがほとんどで、「おたがいさま」の雰囲気があり、休みやすさがまったくちがいます。

知っておきたい、子育て中の制度(2025年の法改正)

2025年に育児・介護休業法が改正され、子育て中の働き方の制度が広がりました。

制度内容
短時間勤務3歳未満の子どもを育てている人が使える
柔軟な働き方の措置(2025年10月〜)3歳〜小学校に入るまでの子どもを育てている人に、会社は「始業時刻の変更」「テレワーク」「保育施設」「養育両立支援休暇」「短時間勤務」のうち2つ以上を用意し、本人が1つを選べる
残業の免除(2025年4月〜)小学校に入るまでの子どもを育てている人が請求できる(以前は3歳未満まで)
子の看護等休暇(2025年4月〜)小学3年生の終わりまでに広がった。病気やけがのほか、感染症による学級閉鎖、入園・入学式、卒園式でも使える

(厚生労働省「育児休業制度特設サイト」をもとにまとめました)

※使える制度や条件は、働き方や勤務先によってちがいます。勤務先の就業規則や担当の人に確認してくださいね。

向いているのはどっち?

病院の時短正社員が向いているかも
  • 知識や経験を積みたい
  • キャリアを続けたい
  • 福利厚生を大事にしたい
  • 家族の協力がある
訪問看護のパートが向いているかも
  • 利用者さん一人ひとりと、深くかかわりたい
  • 家族との時間も確保したい
  • 多職種とコミュニケーションをとりながら働きたい

転職するとき、どうやって探した?

私は、まず転職サイトや転職エージェントに登録しました。

  • 自分の経験だと、どのくらいの時給・給料になるのか(相場)を知るため
  • 開業医、デイサービス、訪問看護など、どんな働き先があるのかを知るため

最終的には、知り合いの紹介で、家から近く、条件のよいところに決めました。
それでも、転職サイトで相場や選択肢を知っていたからこそ、「この条件はいい」と判断できたと思っています。

迷っている看護師ママへ

今の働き方には、とても満足しています。子どもとの時間を大切にできて、私自身も笑顔でいられるようになりました。働きやすく、プライベートもしっかり守れていて、子ども優先にできています。子どもの成長に合わせて、時間を増やしたり、正社員になったりと、この先のキャリアも考えられるようになりました。

迷っているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
– 自分は、何のために働いているのか
– だれと過ごす時間を、大事にしたいのか
– どんな働き方をしたいのか

視野を広げるために、転職サイトやエージェントに登録してみるのもおすすめです。自分の価値を知ることも、選ぶきっかけになります。

まとめ

この記事のまとめ
  • 病院の時短正社員は、前残業と毎回の残業で、家も子どもも回らなくなっていた
  • 訪問看護のパートにして、子どもが園にいる間だけ働き、園のお迎えにも間に合うように。夕方の習い事も子どもに合わせられる
  • 最初の契約から、オンコールなし・土日休みに変えてもらえた
  • 収入は、変わらないか、むしろ増えた(わが家の場合)
  • 子どもの急な病気のときの休みやすさが、まったくちがう
  • 2025年の法改正で、子の看護等休暇は小学3年生の終わりまでに
  • 私は、自分が笑顔でいられるように、子どもとの時間を大切にできる働き方を選んだ
  • 大事なのは、何のために働くのか、だれとの時間を大事にしたいのか

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